ソードアートオンライン 19巻 感想
あらすじ
アンダーワールドは、三百年に及ぶ争乱の果てに、ついに一つになった。どこからともなく現れた、たった一人の《ベクタの迷い子》が暗黒の神を倒し、この世界に平和をもたらしたのだ。しかし。そんな人界の中枢、白亜の塔《セントラル・カセドラル》にて---。
《整合騎士見習い》へと昇進したロニエ・アラベルは、人界の最高意志決定者《代表剣士》キリトから、衝撃的な言葉を耳にする。
『いずれもう一度戦争が起きる』
《アンダーワールド大戦》のその後を描いた《アリシゼーション編》最後を飾るエピソード!
19巻ムーンクレイドル編!
新章が始まるのかな?ムーンってついてるから次の舞台は月なのかな?と色々思っていましたが、お話はアリシゼーションの後日談というか
アンダーワールドに残されたキリトとアスナの200年の間の始めの頃のお話でした。
<span style="color: #d32f2f;">※以下レ含みます。
今巻の主人公はキリトっていうよりロニエちゃん視点のお話でした。
内容は、起こるはずのない殺人事件が人界で起こってしまいそれを解決するキリトとロニエちゃんという内容。
SAO時代の圏内事件に少し似ているお話。
アンダーワールドにおいて殺人事件は《力の掟》や《禁忌目録》があるため本来起こらないはずなんですが、今回人界でゴブリンが人を殺すという殺人事件が起こってしまう。
禁忌目録や力の掟を破った場合、アリスの様に左目が破裂するはずなんですが、容疑者であるゴブリンは左目が破れていない。
うーむ犯人は別にいそうだがどうやったか分からないなぁ。
理由としては暗黒界と人界をもう一度決裂させるっていう目的っぽいんですが。
まだまだ暗黒界には未知の部分が多いですし、行方不明の暗黒術師のトップ層や暗黒神ベクタの遺品………
まだまだキリトやアスナの力を持ってしても恒久的平和には遠いですね。
キリトとアスナは何をしている?
200年もの間取り残されたキリトとアスナはアンダーワールドで何をしていたか。
前巻の最後だとキリトとアスナが王様と王女様をやっている事だけ分かったが、実際何をしていたかが今巻少し分かった。
キリトは人界統一会議代表という、人界のトップとして働いていました。
具体的には今巻挿絵にも書いてあった、『もう一度戦争が起こる』という事態を未然に防ぐために動いていましたね。
暗黒界と人界でもう一度戦争が起こってしまう理由としては、暗黒界の土地は人界と比べて痩せこけていて今は物資など送っていて大丈夫だが、いずれ人界の豊富な土地を求めて争いが起きてしまうとの事。
それを防ぐためにキリトがやっている事は、彼らのために新たな土地を探すという事。
人界に招き入れる余裕はあるのだが、300年もの間の確執はそう簡単には消えないため、新たな土地を探す必要がある。
その新たな土地を探すために、キリトは今機竜という飛行機を作っていました。
そして前巻の最後の様に宇宙まで行くんでしょうね。
説明が下手ですみません………
アスナはというと、人界統一会議の副会長として働いていますね。
働きつつ、この世界の事を学んでいました。
アスナはキリト君の二股は許さなそうなんでロニエの恋は叶わなそうだなぁ…。
まとめ/後書き
戦争を生き残った整合騎士の人達は、それぞれ子供を作ったりと前よりは楽しい人生を送っていそうでした。
イスカーンとシェータがくっ付いていたのは良かった。
暗黒界も前よりは活気がついているんですが、まだまだ問題点が多くて大変そうです。
一応アリシゼーションの後日談は今巻と次巻で終わるらしいです。
いきなり新章が来てドキドキするよりは、アリシゼーションが終わったという余韻を少し残してからっていうのは良いですね。
という訳で次巻でまあお会いしましょう。