魔法科高校の劣等生 21巻 感想
あらすじ
2097年3月。
南米大陸で戦略級魔法『シンクロライナー・フュージョン』が使用された。それを契機に、世界に吹き荒れる動乱の嵐が、日本にも押し寄せようとしていた。翌月。
国立魔法大学付属第一高校三年生に進級した達也と深雪の元に、十文字家当主・十文字克人からの招待状が届く。
十師族、師補十八家の若手を集めて、自分たちを敵視する風潮に魔法師としてどう対処すべきかを話し合う為の会議に二人を招待する正式な書状。それが達也を、更なる波乱の日々へと誘う…………
さあやって来た21巻!SAOとどっちから読むか毎回迷ってる気がするなぁ。
という訳で21巻、動乱の序章編(上)タイトルから既に何かが起こりそうな予感……
ざっくり今巻の内容を言うと
動き出す各国の戦略級魔法師
集う日本の新世代魔法師
忍び寄る日本政府
って感じですかね
※以下レ含みます
今巻は内容が濃かった!!
新キャラ目白押しと動き出すアメリカ、各国の戦略級魔法師……いやー引き込まれましたね。
という訳で感想!!
進級して新たな1年生
今巻3年生に進級した達也と深雪
別れがあるということは新たな出会いがある。
そんな感じでやってきた新一年生
三矢詩奈と矢車侍郎。
何と無く立ち位置が深雪と達也と似ている所があるキャラでした。
この2人に関しては余り掘り下げないのかと思いきや広がる広がる。
特に矢車くん、達也と似ている所もあるんですが達也と違って世渡りが上手いとは言えない子で、ちょっと空回りしちゃう子でしたね。
そしてまさかのエリカに弟子入り
彼はこれからグングン伸びる気がするな。
元から足りない才能をカバーするために努力してますし、エリカという技と一緒に心も鍛えてくれそうな師匠が付きましたからね。
次巻きっと三矢さんが捕まっちゃうので是非矢車くんに活躍して頂きたい。
それにしてもエリカは成長したなぁ……
昔みたいな一直線!みたいな感じじゃなく先輩としての威厳がめっちゃ出てたよ。
ソ連の戦略級魔法師
今巻で明らかになった戦略級魔法『トゥマーン・ボンバ』
達也でも対処しきれない魔法が出てしまった。
どんなに大きな魔法でも魔法式が1つなら術式解体で対処出来るんだけど、トゥマーンボンバは1つの術式がどんどん複写されて増えていって発動っていう魔法だから1つ術式を消しただけでは発動が止まらないんですよね。
始めの説明だとチンプンカンプンだったんですが、その後の『チェインキャスト』って言う単語で成る程!ってなりましたね。
今回は水を分解させる事でなんとか防ぎましたが、隣に深雪がいたりすると強い防御魔法が使えない達也だと守り切れない可能性がある魔法なのでどうやって対処するのやら。
私的には三矢さんの家の第三研究がマルチキャストの研究をしているので、そこからヒントを得るんじゃないかなと思います。
海外の戦略級魔法師も遠距離から魔法が打てるのは怖いなぁ。
集う新世代魔法師
七草家の長男が提案し十文字先輩が主催した30歳以下の十師族が集まる会議。
始めはこれで卒業した先輩達が物語に関わって来られるぜやった!と思いきや七草家め。
まーた四葉に絡んで来やがる。真由美さんは天使なんだけどね。
一応この会議の目的としては、十師族の長達の会議だと腹の探り合いしかしないので
若い十師族が集まって特に探り合いとかせずに自分たちの考えを交換するだけの会議になるはずだったんですが。
その実は深雪を魔法師業界のマスコット的立ち位置にしてしまおうという裏があったんですよね。
いやー深雪連れて来なくて良かった良かった。
勿論そんな事許さない達也なんですが、反対意見を出した事で会議から孤立して敵対視されてしまう状況に。
正しい事言ってるんだけどね、言い方がお兄様キツイからしょうがない。
まとめ/後書き
うーむ世界が動き出した!って感じの巻でしたね。
アメリカが又達也捕獲のために動き出しましたし、そろそろリーナ来るのかな?
彼女も自分の立ち位置に困っているようですが
そう簡単にはやめられない立場にいるからなぁ
それにしても世界で戦略級魔法がポンポン使われちゃいますね。戦略級魔法は戦争の抑止力として使われるべきだと私は思うんだがね。
そして最後にエシュロン3の開発者フリズスキャルヴも作った人っぽい人も出て来ましたね。
フリズスキャルヴはエグい性能してますね
若い世代で日本政府が関与してないにも関わらず会議の内容が筒抜けという。
彼も達也を利用しようとしていますから怖いですね。
とうい感じで21巻動乱の序章編
情報が多すぎて書き切れないので、是非見ていただきたい!
次巻は孤立した達也へのアメリカのアプローチと忍び寄る日本政府の悪意っていう感じでしょうね。
それでは皆様御機嫌よう!